住宅やマンションなど建物は年数の経過とともに劣化が進みます。
安心して長く過ごす為には定期的な点検、メンテナンスをオススメしています。
ここでは簡単なセルフチェックをご紹介。
あなたのご自宅にこんな症状はありませんか?
外壁
塗装の塗替え時期は塗料や環境によって異なりますが、おおよそ8年~15年で検討しましょう。
ですが、次のような症状があれば早めに専門家に相談してください。
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チョーキング現象
塗膜の紛体化の事をチョーキング現象と言います。
壁などの色あせた部分を手で触ると手に粉が付きませんか?
もし付くようなら塗膜が劣化している状態です。放っておくと塗膜が完全になくなり、防水性がなくなってしまいます。
一度ご自宅の外壁を触ってみてください。もしかしたら塗膜がもう弱ってきているかもしれません。 -
カビ、コケ
日陰側や屋根の北側などの日が当たらない場所は特にカビやコケが発生しやすい場所です。
せめて通りから見える面や、良く目に付く場所などはしっかり手入れして、キレイに保っておきたいものですよね。
防カビや防腐効果のある塗料も色々でていますので、塗装を施せば新たなコケやカビが付きにくくなります。 -
色あせ
直射日光や雨を長時間浴びることによって塗膜の色あせが発生します。
同じ外壁でも日が当たる部分と日陰の部分を比べると色あせ具合が良く分ると思います。
色あせ以外の症状が出てくる前に塗替えなどの対処しましょう。 -
サビ
長時間雨を浴びる事によって鉄部分にサビが発生し、早く対処をしないとどんどん広がっていきます。
全部錆びて崩れてしまってからでは遅すぎます。また場所によっては危険を伴います。
修繕に多額の工事費が掛かってしまう前にしっかり手入れしましょう。 -
塗膜の剥がれ
下地の劣化や塗膜の密着不良などによって塗膜の剥がれが発生します。
塗装後2~3年ほどで塗膜が剥がれたときは手抜き施工を疑っても良いかもしれません。
バリバリ剥がれ落ちて汚くなってしまう前に新たな塗膜で保護してあげてキレイに保つようにしましょう。 -
窓周りの雨染み
雨染みは雨が窓枠を伝って流れて出来ます。
雨に含まれる大気中の汚れが付着している状態ですので、なかなか擦って落ちるようなものではありません。
美観を保つ為にも塗装の対処が必要になってきます。
屋根まわり
屋根まわりはお客様自身でのチェックは危ないですので、極力専門家にご相談ください。
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かわら屋根
ズレ・割れが合ったり、コケが生えているといった症状は 放っておけば雨漏りの原因になってしまいます。
目安として20~30年でメンテナンスを行いましょう。 -
化粧ストレート屋根
藻やコケが発生している、色があせてきた、ヒビ割れや塗膜のはがれがある。
塗装から7年~10年で塗膜が劣化してしまい、雨漏りの原因になってしまいます。
使用している塗料によって耐用年数は異なりますが、10年毎を目安にメンテナンスを行いましょう。 -
塩ビ雨どい
雨どいは屋根からの雨水を集め、排水します。
・受金具はしっかり固定されているか
・穴が開いたり、つぶれたり、曲がったりしていないか
・ゴミや落ち葉が溜まっていないか
を点検してみましょう。雨樋の不具合は壁や屋根の腐食につながります。
目安として15~30年くらいで全面取替えを検討してみましょう。